屋根改修会社はノートルダム大聖堂の頂上で作業員が喫煙したが、それが原因ではないと主張

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ノートルダム大聖堂の屋根を修理している屋根改修会社はユーロニュースに対し、従業員が屋根の上で喫煙したことを認めたが、1週間前にゴシック様式の記念碑を襲った火災の発生源が屋根ではないと否定した。

ノートルダム大聖堂の改修工事を担当する屋根専門会社はユーロニュースに対し、従業員の一部が禁止にもかかわらず建設現場で喫煙していたことを認めた。

ノートルダム大聖堂は先週大規模な火災に見舞われ、象徴的な尖塔が倒壊し、屋根が崩壊した。

遺跡の屋根修復を専門とするブラス・フレール社は、火災発生時、大聖堂の尖塔の周囲に足場を設置する作業を行っていた。

同社の広報担当者はユーロニュースに対し、タバコ休憩のためにずっと降りるのは面倒なので、一部の従業員が屋上で喫煙していることは認識していたと語った。

しかし同社は、いくつかの理由から、喫煙中の従業員が出火元にいたことを除外している。

「火災は屋内で発生し、労働者は出火の1時間前に退出した。火を起こしたことがあるかどうかは分からないが、木の丸太に吸い殻を置いても、すぐに火事になるわけではない」広報担当者は語った。

「これらすべての理由から、当社では従業員と火災との因果関係を除外します。」

広報担当者は、同社が警察に連絡し、この情報を伝えたと述べた。

当局は先週、捜査当局が中世の大聖堂の屋根の建設工事中に火災が発生した可能性を調べていると述べた。

火災は大聖堂の屋根の下、高層部で発生した可能性があると考えられている。修復に携わった作業員は先週、捜査当局から事情聴取を受けた。全員がその日の仕事を終え、火災が広がる前に現場を離れたと話した。

ユーロニュースは捜査を担当するパリ検察庁にコメントを求めた。

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