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ユーロニュースのガリーナ・ポロンスカヤ特派員は、一部のロシアの政治家はポロシェンコ氏の反ロシア姿勢がウクライナの有権者に拒否されたとしてコメディアンの勝利を称賛していると報じた。
ロシア首相は、政治経験のないコメディアンが地滑り的な勝利で大統領に選出されたことを受けて、ウクライナとの関係改善のチャンスがあると述べた。
他のロシアの政治家らは、ヴォロディミル・ゼレンスキー氏の選出はウクライナ人が現職ペトロ・ポロシェンコ氏の反ロシア姿勢を拒否していることを示していると述べた。
クレムリン報道官は、ウクライナのゼレンスキー氏との協力の可能性について話すのは時期尚早だと述べたが、ロシア政府はウクライナ国民の選択を尊重すると付け加えた。
ユーロニュースのガリーナ・ポロンスカヤ特派員は、ロシア国営メディアが選挙を明らかに本命候補が俳優であることによる「完全な混乱」として伝えたかったと報じた。
ポロンスカヤ氏は、ロシア下院国際委員会の委員長が、ロシアでは選挙から何か建設的な結果が得られるのではないかという期待があると語った、と付け加えた。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はまだ公式声明を出していないが、ドミトリー・メドベージェフ首相は、この結果は有権者が「新たなアプローチに熱望している」ことを示していると述べた。
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、ウクライナには「リセット」するチャンスがあると述べた。
ウクライナが直面している主な問題の一つは、ロシアが支援する反政府勢力との同国東部での紛争であり、この紛争で1万3000人以上の命が失われた。
ゼレンスキー大統領は紛争解決を誓ったが、これをどのように解決しようとするかについては今のところ具体的な詳細は明らかになっていない。
ポロンスカヤ氏は、クレムリンは同氏の政治的経験不足が間違いにつながることを期待しているのかもしれないが、ロシア人がウクライナの例に倣って次の大統領選挙で政治的部外者に投票するのではないかという懸念もあるかもしれないと述べた。