ポルトガル・マデイラ島で観光バス事故、少なくとも29人死亡

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ポルトガルのメディアによると、マデイラ島での観光バス事故で少なくとも29人が死亡した。

マデイラ島は木曜日、バスが急な道路から逸脱し死亡したドイツ人観光客29人への3日間の追悼を開始し、ドイツの外務大臣と外傷チームが生存者に会うためにポルトガルの島に飛んだ。

観光客55人とガイド1人を乗せたバスが水曜夜、海岸沿いの町カニコで横転したと同町のフィリペ・ソウザ市長が記者団に語った。

ポルトガルの検察当局は事故の捜査を開始したが、当局は原因をまだ特定できないと述べた。地元テレビ局SICは、ブレーキの故障かアクセルケーブルの問題のいずれかが原因だとしている。

ベルリンではハイコ・マース外務大臣が、医師、心理学者、領事館職員らのチームとともに木曜日にマデイラ島に飛び、被災者と会い、ポルトガルの援助に感謝すると述べた。

「犠牲者の中に何人のドイツ人が含まれていたかについては、まだ確信が持てない。」アンゲラ・メルケル首相は悲劇の規模に「悲しみと衝撃」を表明する一方、同氏は声明でこう述べた。

島当局は、殺害された29人全員がドイツ人であることを確認し、同国のベストセラー日刊紙ビルトによると、このうち女性18人、男性11人だという。同紙は、多くは退職者だったと付け加えた。

「何が起こったのか説明する言葉がありません。私はこれらの人々の苦しみに直面することはできません」とスーザさんはSIC TVに語った。

近くの首都フンシャルにある病院の広報担当者は記者会見で、犠牲者29人のうち1人を除く全員が事故現場で死亡し、負傷の治療を受けた乗客28人のうち4人は木曜時点でも重篤な状態が続いていると述べた。

地元の国民保護広報担当者によると、犠牲者29人は大規模な休暇グループのメンバーで、このうち他のメンバーは別のバスで旅行していたという。

病院の広報担当者によると、負傷者のうち2人はポルトガル人で、残りは外国人だった。患者は頭部、腹部、胸部の損傷の治療を受けていた。

2005年にもこの島で同様の事故があり、イタリア人観光客5人が死亡した。

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