ローマ法王、公現祭メッセージでEUに移民船をめぐる口論をやめるよう指示

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救助船には49人の移民が乗船しており、地中海で立ち往生している。

教皇フランシスコは、地中海で2隻の救助船に取り残された移民49人の運命を巡る争いをやめるようEU指導者らに呼び掛けた。

法王は日曜日の公現祭の演説で、「私はヨーロッパの指導者に対し、これらの人々に具体的な連帯を示すよう心から訴えます」と述べた。

ハ氏はさらに、彼らは「下船できる安全な港を探していた」と付け加えた。

12月22日、リビア沖で危険なボートから32人がドイツの人道団体が運営するシーウォッチ3号によって救助された。この船には3人の幼児と4人の十代の若者が乗っている。

同じドイツのグループ「シー・アイ」が運営する別の船には17人が乗っており、12月29日に救助された。

移民の停留所をどこに置くかをめぐる論争がイタリアとマルタの間で続いている。イタリアのルイージ・ディマイオ副首相は、マルタが船の入港を許可する場合に限り、女性と子供を受け入れると述べた。

ローマ法王フランシスコが移民にとって安全な寄港地を求めるのと同様に、アムネスティ・インターナショナルと国連の国際移住機関もEUに対し、両船に安全な寄港地を提供するよう求めた。

昨年、移民をどこに停泊させるかをめぐってEU諸国間で複数の紛争が起きた。アクエリアスのNGO船昨年夏、地中海で座礁したこの船は、イタリアが移民船の港を閉鎖したことを受けて国際的な注目を集めた。

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