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新しい数字によると、海路でヨーロッパに行こうとする移民にとってスペインがイタリアを追い越して最も人気のある国となった。
新しい数字によると、海路でヨーロッパに行こうとする移民にとってスペインがイタリアを追い越して最も人気のある国となった。
今年の初め以来、18,016人の移民がスペインに到着したり、スペインに到着しようとして海で拾われたりしている。国際移住機関が発表した最新の統計によると(IOM)。
6月に入ってからの急増で、1月1日以降の船便到着者数が1万7,827人だったスペインがイタリアを追い越した。
両国はその中心にあったアクエリアス移民船を巡る危機地中海で救助された629人の移民を乗せていた。 6月にイタリアとマルタから引き返され、その後スペインのバレンシアに入港した。
移民がイタリアからスペインに向かう傾向は、両国の政権交代後に起きている。
3月のイタリア総選挙では、不法移民への取り組みを掲げたポピュリズム政党が勝利者となった。
これにより、アクエリアスなどの一部のボートは接岸許可を拒否されるなど、より強硬なアプローチが取られている。
スペインの新しい社会党首相ペドロ・サンチェスは、6月初めの不信任投票で失脚した保守派前任マリアノ・ラホイ氏の後任となった。
サンチェス氏の最初の動きの一つはアクエリアスを取り込むことであったが、同氏はこの問題に対してEUと共同で対応すべきだと示唆している。
「一方的な対応はあり得ない。アクエリアスに対して私たちは団結の姿勢を示しましたが、人道危機と移民政策は別のことです。そして、移民政策にはヨーロッパが共同で対応する必要がある」とサンチェス氏はエルパイスに語った。
スペインがイタリアを上回ったのは、6月と7月前半に9,866人の移民が海路で急増した後のことだ。 IOMによると、7月15日までに1日平均219人の移民が海路で到着した。