によるナタリー・ヒューエットとロイター通信、AP通信
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ある東京在住者は「トランプ氏の頭の中に何があるかわからないし、本気なのか疑念がある」と語る。
のドナルド・トランプ米大統領が北朝鮮指導者と初会談する見通し金正恩氏は北朝鮮を最終的に核兵器開発計画を放棄するよう導く可能性がある――少なくとも、北の隣国とまだ厳密には戦争状態にある韓国では、このニュースがきっかけとなってそれが希望となった。
大統領報道官によると、先月の冬季オリンピック開催中に北朝鮮との緊張緩和の追求を主導した韓国の文在寅大統領は、首脳会談が朝鮮半島の非核化への道筋を定めることになると述べた。
金ウィギョム報道官は「金正恩氏の招待を受け入れるというトランプ大統領の決断は、世界と平和を願う北朝鮮と韓国の人々から高く評価されている」と述べた。
首都ソウルの街頭では楽観的な見方が大きく反響した。 75歳の居住者のクァンナムさんは、この発表を「素晴らしいニュース」と呼んだ。
同氏は「すべてが正しい方向に進んでいる。朝鮮半島が再統一して一つとして暮らせることができたら素晴らしいと思わないか。隣国と良好な関係を維持できる。戦争をするわけにはいかない」と語った。
隣国の中国は、米国と北朝鮮からの「前向きなシグナル」と呼ばれるものを歓迎した。
しかし、王毅外相は両国にできるだけ早く協議を開催するよう促し、木曜日(3月8日)には事態は「順風満帆にはいかないだろう」と警告した。
北京在住のリンダ・リンさんは、「金氏の性格から判断すると、彼は簡単に諦めないと思う。なぜなら彼は核実験を行うなど、世界が追求してきた平和的状況に反する行為をしてきたからだ」と語った。
「会談は彼を支持することになるが、状況を悪化させるだけかもしれない。それは良くない」
日本も慎重な姿勢を崩さなかった。
安倍晋三首相は東京で記者団に対し、「北朝鮮が核ミサイル開発の完全かつ検証可能かつ不可逆的な停止に向けて具体的な行動をとるまで、日米は最大限の圧力をかけ続けるという断固たる姿勢を揺るがさない」と述べた。
日本の首都に住む小田隆弘さん(73)は、トランプ大統領と金委員長のどちらの意図も信頼するのは難しいと感じたと語った。
「トランプ氏の頭の中に何があるかわからないし、本気なのかどうかも疑問だ」と述べた。