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グアテマラは米国に倣い、在イスラエル大使館をエルサレムに移転した最初の国となる。これは物議を醸す動きである。拘束力のない国連決議に反するというだけでなく、国際社会がイスラエルによる東エルサレム併合を一度も認めていないからだ。
グアテマラは5月に在イスラエル大使館をエルサレムに移転すると発表した。ジミー・モラレス大統領は、12月に自国の大使館を市内に移転する計画を発表したドナルド・トランプ米大統領の先導に従っている。
トランプ大統領の姿勢は国際的な非難を引き起こし、米国にエルサレム承認の取り下げを求める拘束力のない国連決議に128カ国が署名した。
一体何が大騒ぎになっているのでしょうか?
イスラエルはエルサレムを首都と主張し、エルサレムから政府を運営している。しかし、パレスチナ人はまた、1967年の戦争後に隣国でありライバル国に併合された東エルサレムにも権利を主張している。
地域の緊張を緩和したいため、国際社会はこの問題を回避する傾向があり、代わりに金融の中心地であるテルアビブに大使館を置くことが多い。
ドナルド・トランプ大統領の決定はイスラエルの主張を支持するものと広く受け止められており、イスラエルとパレスチナ間の和平合意にとって重大な障害となる可能性が高い。
なぜグアテマラなのか?
皮肉屋たちは、グアテマラがエルサレムに対する米国の主導に従う背後に米国援助への依存があると言うだろう。ドナルド・トランプ大統領は、国連決議に対する反対決議を支持した国々への援助を打ち切ると脅した。
しかしモラレス大統領は、自身の決定は「グアテマラがイスラエル国民に対する継続的な支援と連帯を強く証明している」と述べた。
1月、地元グアテマラの弁護士マルコ・ヴィニシオ・メヒア氏が法廷で大統領の決定に異議を申し立てた。しかし、高等裁判所の5人の判事が彼の請願を却下し、この動きに道が開かれた。
イスラエルの感謝
このニュースが流れたとき、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、エルサレムをイスラエルの首都と認めてくれたジミー・モラレス氏に感謝の意を表した。
ホンジュラスも近いうちに同じ南米の国に倣う可能性があると考えられている。