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米副大統領の中東歴訪はトランプ大統領のエルサレム移転に橋を架けるにはほとんど役立たない
マイク・ペンス米副大統領は、ドナルド・トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めて以来初となる中東歴訪の最新行程としてイスラエル訪問を開始した。
ペンス氏は月曜日(1月22日)後半にイスラエル議会で演説する際、熱烈な歓迎を受けるだろう。ベンヤミン・ネタニヤフ首相はすでに同氏を「イスラエルの偉大な友人」と称賛している。
「私は彼と2つの問題について話し合うつもりだ。それは平和と安全だ。平和に関して、私はアブー・マゼン(パレスチナのマフムード・アッバス大統領)にメッセージがある。外交プロセスにおいてアメリカのリーダーシップに代わるものはない。誰がパレスチナと話し合う準備ができていなくても」アメリカ人は平和については考えているが、平和を望んでいない」とネタニヤフ首相は警告した。
パレスチナ人はトランプ大統領のエルサレム宣言をめぐりペンス氏をボイコットしている。マフムード・アッバス大統領はこれを「顔面への平手打ち」と呼び、将来の和平交渉における誠実な仲介者としてワシントンを拒否した。
ペンス氏はイスラエルに到着する前にヨルダンで緊迫した会談を開催し、アブドラ国王はこの地域における「信頼と自信の再構築」に向けた米国の努力を訴えた。
ペンス氏はこれに先立った会談で、エジプトの指導者アブドルファッタハ・エル・シシ大統領に対し、パレスチナ側が双方が望むなら二国家解決案を支持すると述べ、パレスチナ人に和平交渉に戻るよう圧力をかけるよう奨励したと言われている。