ドイツの「大連立」が勢いを増す中、メルケル首相、再選挙の話題を軽視

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ドイツ首相率いる保守派(CDU)と社会民主党(SPD)の共同政権発足を視野に入れた交渉の舞台が整う

「有権者にもう一度投票に行くよう求めるのは完全に間違っていると思います。」

アンゲラ・メルケル首相はこう述べ、ドイツの政治的行き詰まりに対する別の解決策が今やしっかりと準備されていることを示す新たな兆しを見せている。

社会民主党(SPD)との新たな「大連立」が、9月の総選挙以来の行き詰まりを打開する最も可能性の高い解決策とみられている。

ドイツ首相は土曜日、ドイツ北部で行われた自身の政党CDUの地域会議で「国民は投票した」と語った。

「その結果から何も生み出せないのであれば、再投票を求めることはあまり考えていない。いずれにしても、それは私たちの決定ではない。何をするかを決めるのはドイツ大統領だ」。

SPD党首マルティン・シュルツ氏がメルケル首相の保守派と会談することに同意したのは、先週フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領と会談した後のことだった。

同氏は以前、自身が率いる中道左派政党の支持率が2カ月前の選挙で戦後最低水準に落ちたことを受け、野党に転落すると述べていた。

メルケル首相の4期目の任期は、選挙後に同盟を結成しようとする最初の試みが失敗に終わり、疑問が投げかけられた。

親ビジネスの自由民主党(FDP)は先週日曜日、保守連合と緑の党との三者連立協議から離脱した。

しかし金曜日、SPDは以前の決定を覆し、メルケル首相と対話することに同意した。

シュタインマイヤー大統領は木曜日にメルケル首相、シュルツ氏、そして保守系の姉妹政党CSU党首を迎えて会談する予定だ。

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