MH370便失踪は「ほとんど考えられない」謎 - レポート

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捜査当局は飛行機の可能性のある場所を2万5000平方キロメートルの海上に絞り込むことしかできていない。

マレーシア航空MH370便が239人を乗せて消息を絶ってから3年半以上が経ったが、当局者らは火曜日、同機に何が起こったのか理解には程遠いことを認めた。

440ページの最終報告書、オーストラリア運輸安全局は、継続する謎を「ほとんど考えられない」と述べた。

オーストラリア運輸安全局のグレッグ・フッド長官は、「MH370便で命を落とされた方々、そしてその損失で苦しみ続けている方々に心からお悔やみを申し上げます」と述べた。

「これは世界最大の悲劇の一つであり、この航空機と機内で命を落とした人々を救出できていればよかったと心から願っています。」

インド洋西部の海岸に漂着したのは飛行機の破片3つだけで、捜索活動は1月に放棄された。

捜査当局は飛行機の可能性のある場所を2万5000平方キロメートルの海上に絞り込むことしかできていない。

2014年3月8日、乗客227名と乗務員12名を乗せたボーイング777型機がクアラルンプール発北京行きのフライトの早朝に消息を絶った。

MH370の紛失の理由は、機体が発見されるまで確実に解明することはできない」とATSBは報告書で述べている。

「現代の航空時代において、大型民間航空機が行方不明になり、航空機とその乗客がどうなったのか世界が正確に知らないということは、ほとんど考えられないし、社会的に容認できないことだ」と同紙は認めた。

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