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エルドアン大統領、米国で未解決の逮捕状を持っている安全保障チームのメンバーをニューヨーク訪問に置き換える
トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領は、今日(9月18日)から始まるニューヨーク訪問に先立ち、米国で警備要員の12名を未解決の逮捕状に置き換えた。
エルドアン大統領は、第72回国連総会に出席するための5日間の米国訪問に向けて新たな安全保障チームを創設し、9月21日にはドナルド・トランプ米大統領、9月19日にはエマニュエル・マクロン仏大統領とも会談する予定だ。
トルコ治安当局者は今年5月16日にワシントンのトルコ大使館前でデモ参加者を襲撃した疑いで告発され、その後米国の大陪審によって起訴された。
彼らは米国の土を踏むと逮捕される危険がある。
当時エルドアン大統領は、政府は令状に対して「政治的かつ司法的に戦う」と述べ、後に令状は米政府の「弱さ」を示したと述べた。
「アメリカの治安部隊が現地で何の予防策も講じなかったという事実、彼ら(デモ参加者)が逮捕されなかったという事実は、この悪臭の表れだ。そしてご存知のとおり、その事件に関して私の治安当局者が起訴されました」と彼は続けた。
トルコ外務省も声明を発表し、乱闘の原因は「地元治安当局が必要な措置を講じなかった」ことだと非難した。
エルドアン大統領は、妻のチームの女性治安当局者2人が逮捕されたが、乱闘が起きた際には「その場にさえいなかった」と主張した。
トルコ首相はニューヨークのペニンシュラホテルに滞在し、シリア、イラク、アラカンのイスラム教徒などの問題に関する総会との二国間協議に出席する予定だ。