ビデオ。注目:年金改革に関するマクロン大統領の演説に抗議してポットを叩く人々

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ビデオ。注目:年金改革に関するマクロン大統領の演説に抗議してポットを叩く人々

エマニュエル・マクロン大統領は月曜日、広く不評だった自身の年金改革を断固として擁護したが、3カ月にわたる抗議活動後にフランス国民が感じた「怒り」は理解できると述べた。

エマニュエル・マクロン大統領は月曜日、広く不評だった自身の年金改革を断固として擁護したが、3カ月にわたる抗議活動後にフランス国民が感じた「怒り」は理解できると述べた。

彼の演説に対して、フランス全土でさらに多くの、時には暴力的な抗議活動が起きた。

フランス全土で数千人が市庁舎の外に集まり、演説をかき消そうと鍋をたたいた。

57歳の映写技師ベネディクト・デルゲヒエさんはパリで、「彼は3カ月も私たちの話を聞いていない。私たちは彼の話を聞くことに意味がないことを示すためにこれをしている」と語った。

AFP特派員によると、演説後、首都では数百人が自発的な抗議活動に参加し、ゴミ箱に火を放ち、警察が催涙弾を発射して鎮火させたという。

地元当局者によると、パリでは合計約2000人が抗議活動を行い、首都の通りには「マクロン辞任!」のシュプレヒコールが鳴り響いた。

リヨン市の警察は、デモ参加者らがゴミ箱に火をつけ、警官に飛翔体を投げつけた後、催涙ガスで追い返されたと報告しており、他の主要都市でも同様の光景が見られた。

マクロン大統領は、改正法への署名以来初めて国民に演説し、改正案について合意が得られなかったことを遺憾に思うと述べた。

反対派は軒並み、マクロン氏の演説は改革の進め方についての懸念を強めただけだと述べた。