によるロイター
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マドリード - 業界団体エクセルトゥールは火曜日、スペインの観光会社からの今年の収益は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが業界を襲う前の2019年と比べて4.7%増加する可能性が高いと発表した。
ウクライナ戦争とインフレを巡る不確実性はあるものの、スペインのホテル、リゾート、交通会社、レンタカー、エンターテインメント関連企業が、登録されている予約に基づいて、パンデミック前よりも良い合計売上高を予測したのはこれが初めてだ。
エクセルトゥール副社長のホセ・ルイス・ゾレダ氏は記者会見で「この状況は希望に満ちている」と語った。
「旅行への欲求が優勢になっているようで、一部の企業は消費者は旅行をやめるよりもシャツや電化製品を買うのをやめたいと言っている。」
同グループは、1月5日までに約2000社を対象とした調査に基づいて2023年の予測を作成したと述べた。
エクセルトゥール氏によると、渡航制限による2年間の縮小を経て2022年には回復したものの、スペインの観光会社からの総収益は依然として2019年の水準を2.1%下回っている。
昨年の同セクターの回復はまちまちだった。たとえば、ホリデーホテルの収益はパンデミック前のレベルに比べて7%増加しましたが、運送会社の売上高は依然として2019年に比べて5%減少しました。
調査によると、観光会社は昨年、平均して6.6%値上げすることができたものの、エネルギーコストの上昇と賃金上昇により利益率は減少したという。
スペインの観光産業は、中央ヨーロッパやメキシコからの観光客の増加で恩恵を受けている。
企業は現在、アジアからの旅行者の帰還を当てにしなくても、米国と英国の観光客が完全に戻ってくることが景気回復を促進すると賭けている。
この予測が実現すれば、観光産業はスペインの国内総生産の約12.2%を占めることになる。ただし、2019年の12.6%からは減少することになる。