によるロイター
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ベルリン - ドイツの主力航空会社ルフトハンザ航空のパイロットらは日曜、97.6%の差で争議行為に賛成票を投じ、繁忙期の夏の旅行シーズンにさらなる混乱が生じる恐れがある。
ストライキや人員不足により、ルフトハンザを含む航空会社はすでに数千便のキャンセルを余儀なくされ、主要空港では何時間もの行列ができており、新型コロナウイルス感染症によるロックダウン後に旅行を熱望する行楽客をイライラさせている。
パイロット組合のVereinigung Cockpit(VC)理事のMarcel Groels氏は、投票は必ずしもストライキの実施を意味するものではないが、建設的な措置を講じる必要があるという雇用主への合図だった、と述べた。
「我々は対話する用意があることを示している」と同氏は付け加えた。
ルフトハンザの広報担当者は、投票結果を尊重し、交渉のテーブルで建設的な解決策が得られることを期待していると述べた。
パイロット組合VCは今年、パイロットの5.5%の賃上げとその後の自動インフレ補償を要求している。
また、主力航空会社のルフトハンザや格安航空会社のユーロウイングスなど、ルフトハンザグループの航空会社の全従業員の給与体系を統一することも求めている。
ルフトハンザ航空はすでに水曜日に地上スタッフによるストライキ行為に動揺しており、同航空会社は1,000便以上のフライトのキャンセルを余儀なくされている。
これとは別に、ルフトハンザのスイス国際航空(SWISS)部門のパイロットが契約提案を80%の差で拒否したと、同社の労働組合アエロパースが日曜日に発表し、できるだけ早くSWISS経営陣との交渉を再開することを目指していると付け加えた。
同報告書は、「経営陣が引き続き時代の兆しを認識せず、適切な解決策をすぐに提示しないのであれば、パイロットは経営陣に対し、自分たちがどれほど不満を抱いているかをより明確に示さなければならない」と詳細には述べなかった。
エアロパーズ社によると、経営陣が初期交渉で暫定契約を拒否したため、現在の契約は4月に期限切れとなった。