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政府を支持する2党であるPSDとCDSだけが賛成票を投じた。 PSを除く野党は全員反対票を投じた。
ポルトガルの国家予算は議会での最終投票で承認され、いずれも政府支持者である社会民主党(PSD)とCDS(人民党)が賛成票を投じ、社会党(PS)は棄権した。
他のすべての政党(チェガ、イニシアティバ・リベラル、ブロコ・デ・エスケルダ、PCP、リブレ、PAN)は、最終決定前に修正案の承認に成功したにもかかわらず、予算に反対票を投じた。
投票プロセスではチェガ側の抗議活動が目立った。予算が承認されると、PSDとCDSのベンチは拍手を送り、チェガの議員たちは立ち上がって「この議会に恥はない」と書かれたプラカードを掲げた。
チェガ氏は会議が始まる前に、すでに共和国議会の建物の正面に「2025年の国家予算で政治家の給与が増加する。恥を知れ」というメッセージを書いた横断幕を掲げていた。
アンドレ・ベントゥーラ率いるこの党は、ルイス・モンテネグロ首相、PS党ペドロ・ヌーノ・サントス事務総長、CDSヌーノ・メロ党首が顔の前にお金を持っている様子を描いた横断幕も掲げた。横断幕は、政治家の給与5%削減の撤回に言及したものだった。
共和国議会のホセ・ペドロ・アギアル=ブランコ議長は、この事件を「政治的破壊」であり「議会への敬意を欠いている」と述べた。
モンテネグロ、PSとチェガにも予算責任があると語る
ルイス・モンテネグロは、国家予算の承認は大きなハードルを克服したものとして歓迎した。
同氏は「議会の困難な状況」を強調し、「議会の主要政治勢力の国家予算に対する強いコミットメント」について語った。同氏は、予算案で下された決定の多くは政府が反対したものも含め、これらの政党によって支持されたものであるため、チェガとPSにもその内容に責任があると強調した。
PSは政府の支援を認めることを拒否
一方、社会党幹事長は、国家予算は政府の唯一の責任であると強調した。
「これは政府の予算であり、PSは共和国議会に介入している。政府はPSが支持すると思われる提案を提示すべきだ」とPSが政府を支持したという示唆に反応してペドロ・ヌーノ・サントス氏は付け加えた。 。
「PSはいかなる時点においてもこの政府を支持していない。政府はこれまでも、現在も、そして今後も支持しない。我々は国家の機能を確保するために棄権した」とし、政府が「2つの重要な分野で大幅な後退をした」ためであると強調した。