バイデン氏、チハヌスカヤ訪問後「米国はベラルーシ国民を支持する」と発言

によるユーロニュースAP通信、AFP通信

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ジョー・バイデン米大統領は、ベラルーシの主要野党指導者スヴィアトラナ・チハノスカヤ氏とのホワイトハウス会談後、ベラルーシの民主化勢力への支持について語った。

ジョー・バイデン米大統領は、ベラルーシの野党指導者のスヴィアトラナ・チハノウスカヤ氏との会談後、同国の民主化支持の声への支持を表明した。

バイデン氏は水曜日、ワシントンD.C.のホワイトハウスでチハヌスカヤ氏を接待し、その後、この会談は「名誉」だったとツイートした。

バイデン氏は「米国は民主主義と普遍的人権の追求においてベラルーシ国民を支持する」と付け加えた。

アレクサンドル・ルカシェンコ大統領の政権によりベラルーシからの退去を強制されたチハノスカヤ氏は今月、同国の反体制派への支援を求めて米国の首都を歴訪している。

同首相は声明で、国際的な監視の下で新たな国政選挙を目指す交渉を支援し、ベラルーシの市民社会と報道機関に緊急資金を提供するよう米当局に要請したと述べた。

「私はバイデン大統領に、ベラルーシを支持し、具体的な行動で我が国の民主化運動を支援するよう要請した」とチハヌスカヤ氏は付け加えた。

AFPの取材に応じた彼女はまた、ホワイトハウス訪問は「世界で最も強力な国が我々とともにあるというメッセージを全世界に送る」とも述べた。

野党の人物は夫の投獄後に政界に入り、野党や西側諸国は不正があったと主張する2020年の選挙でルカシェンコ氏に挑戦したが失敗した。

投票の争点を受けてベラルーシでは数カ月にわたる抗議活動が始まり、その後大規模な弾圧が行われ、3万5000人以上が逮捕され、数千人が警察に殴打された。

米国は5月、ルカシェンコ政権がライアンエアの乗客を、同乗していたベラルーシのジャーナリストを拘束・拘束する目的でミンスクに着陸させたことを受け、ルカシェンコ政権に制裁を課すと発表した。

チハヌスカヤ氏は今月初め、アンソニー・ブリンケン米国務長官と会談し、米国が制裁を強化すべきと考えるベラルーシの国有企業のリストについて話し合った。

ルカシェンコ氏は米国と欧州の制裁を「破壊的」だと非難し、以前にも西側諸国がベラルーシの問題に干渉していると非難していた。

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