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ポーランドのドナルド・トゥスク首相は、外務大臣とワルシャワ市長の間で争われる市民連合の選挙に立候補しない。
ポーランドのドナルド・トゥスク首相率いる中道派市民連合は金曜日、来年の大統領選挙に立候補する候補者を選出するための予備選を開催する。
党員らはワルシャワ市長のラファウ・トルザスコフスキ氏と外相のラデク・シコルスキ氏のどちらかを選挙に立候補する人を選んでいる。
金曜日のコンテストの勝者は、春のポーランド大統領選挙の候補者と対戦することになる。日程はまだ発表されていないが、第1回投票は5月に開催される予定で、第1回投票で過半数を獲得した候補者がいない場合は2週間後に決選投票が行われる可能性がある。
保守的な現職のアンジェイ・ドゥダ大統領は2025年8月に2期目の任期を終える予定であり、ポーランド憲法の下では再出馬することはできない。
タスク氏は、その役に立候補することを検討しているとの報道を否定し、Xに次のように投稿した。「第一に、その役職に最も適しており、第二に、最も当選する可能性が高い人物だろう。そして第三に、それは私ではない」 。 本当に!"
ポーランド首相にとって、政治的課題を達成するためには、その地位に同盟者を置くことが最優先事項である。現在、タスク氏は法案に対する拒否権を持つドゥダ氏の妨害を受けている。
ワルシャワ市長のトチャスコフスキ氏はすでに2020年の大統領選挙に立候補したが、僅差でドゥダ氏に敗れた。同氏は長年トゥスク党の有力候補とみられてきたが、最近シコースキ外相から異議を唱えられた。
シコースキ氏は過去の政権で国防大臣や外務大臣も務め、ワシントンとも関係があり、安全保障と外交における豊富な経験をアピールしてきた。同氏は最近、人気の高い元左翼大統領アレクサンダー・クワシニフスキー氏からも支持されている。
トゥスク氏は土曜午前にワルシャワで市民連合の予備選の勝者を発表する予定だ。
市民連合はトゥスク氏の政党「市民プラットフォーム」が主導しており、緑の党など小規模政党も参加している。