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ジョージアの分離独立州アブハジアの反政府デモ参加者は、同地域の大統領が辞任しない限り主要な政府庁舎から出ることを拒否している。
アブハジアのアスラン・ブジャニア大統領は土曜日、デモ参加者が地域の国会議事堂から退去した場合には辞任し、早期選挙を実施すると発表した。しかし、アブハジアの首都スフミに集まった群衆は合意を拒否し、野党指導者らはブジャニア氏の無条件辞任のみを受け入れると述べた。
アブハジアの元首相ヴァレリー・ブガンバ氏はソーシャルメディアでライブ配信されたビデオで、「私たちの誰も(議会の)議席のためにここに来たわけではない」と群衆に語った。 「私たちは国民と国を救うためにここに来ました。」
ロシア国営通信社RIAノーボスチは、金曜日に反政府デモ参加者と警察が衝突し、少なくとも14人が負傷したと報じた。
議員らはロシア国民が分離国家の不動産を購入できるようにする批准措置を議論するため、この地域の国会議事堂に集まっていた。しかし、デモ参加者がトラックで建物の敷地への門を破壊し、中になだれ込んだため、セッションは延期された。警察に石を投げる者もいたが、警察は催涙ガスで応戦した。
1993年に終結した戦闘でアブハジアの大部分はグルジアから離脱し、2008年のロシアとの短期戦争でグルジアは残りの領土の支配権を失った。ロシアはアブハジアを独立国として認めているが、多くのアブハジア人はこの地域が独立国であることを懸念している。約245,000人がモスクワの属国となっている。
不動産協定の反対派は、この協定がアパートの価格を押し上げ、この地域におけるモスクワの支配力を高めるだろうと主張している。アブハジアの山々や黒海のビーチはロシア人観光客に人気の目的地となっており、別荘の需要が高まる可能性がある。
月曜日に同様のデモで反政府派の幹部5人が逮捕されたことにより、翌日には大規模な抗議活動が始まり、スフミに通じる橋も封鎖された。