によるユーロニュースとAP、EBU
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ロシア国防省は、前日にウクライナの無人機がクルスク地域で標的にされて破壊されたと伝えられているのと同じように、土曜日にロシア上空で100機以上のウクライナの無人機が迎撃され、クリミアを占領したと発表した。
土曜日、ロシアのクラスノダール地方で起きた攻撃で、ロシア南西部の弾薬庫とミサイル廠が火災に見舞われ、火災による一連の爆発の後、避難が始まった。
ソーシャルメディア上の動画には、地平線の彼方に明るいオレンジ色の雲が立ち上り、鈍い爆発音がほぼ継続的に鳴り響く様子が映っていた。
ロシア国防省は土曜早朝、ロシア軍が夜間にロシア領上空でウクライナの無人機101機を撃墜し、クリミアを占領したと主張した。
ロシアのどちらの地域でも死傷者の報告は直ちになされていない。
ゼレンスキー大統領、米国に「勝利計画」を提示
ウクライナの大規模な無人機攻撃は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がホワイトハウス訪問に先立って、キエフの多地点「勝利計画」には米国の迅速な行動が必要であると述べた中で起こった。
ゼレンスキー氏がジョー・バイデン大統領に提示する「勝利計画」には、キエフが長年求めていた長距離攻撃能力やその他の兵器が含まれており、今後のロシアとの交渉の基礎となるだろうとゼレンスキー氏は来週の訪問に先立って記者団に語った。
同氏は、米国がこれまでのところ、ウクライナが西側兵器を使用してロシア奥深くを攻撃することを容認していないのは、世界の主要核保有国であるモスクワによるエスカレーションへの懸念から来ていると述べた。ウクライナはロシア領土内で攻撃を行うために自国の能力を活用する必要があった。
「バイデン氏は今日、側近たちからエスカレーションがあるかもしれないという情報を実際に得ていると思う。しかし、これが重要ですが、彼の周りの誰もがそう考えているわけではありません。そしてこれはすでに成果であり、側近全員がそう考えているわけではない」とゼレンスキー氏は語った。
しかし、西側諸国が長距離ミサイルの使用許可を待てば待つほど、その価値は戦術的に時代遅れになるだろうとゼレンスキー氏は語った。
ハリコフとドニプロに対するロシアの攻撃は続く
ロシア軍は金曜夜にもウクライナの都市ハリコフとドニプロを攻撃した。
ハリコフ地方検察庁のオレクサンドル・フィルチャコフ長官は、ハリコフではSu-34航空機がベルゴロドから誘導航空爆弾3発を発射するために使用されたと報告した。
フィルチャコフ氏は、敵の爆弾が市内ホロドノゴルスキー地区の民家の領土に命中したと述べた。シェフチェンキフスキーでは、病院近くの道路で衝突事故が記録された。一方、キエフスキー地区では企業の敷地に衝突した。
ハリコフ市長のイーゴリ・テレホフは、犠牲者の数は15人に増えた、子供たちを除く全員が中等度の状態であると述べた。子供2人と大人1人が軽傷を負った。犠牲者のうち8人は入院している。
ドニプロペトロウシクではロケット弾攻撃により数軒の家が破壊された。地元住民によると、爆風で家の屋根が損傷し、窓ガラスが割れたという。アパートも被害を受けた。
ボランティアは破損したアパートの所有者に、割れた窓の修理を支援するための建築資材を配布している。
地方軍当局によると、この攻撃で計3棟の高層ビルと72台の車が被害を受けた。 6階建ての教育施設の窓も割られた。