セウタに入ろうとする移民ら、3夜連続でモロッコ警察と衝突

によるユーロニュースEBU

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スペインの飛び地セウタとの国境のモロッコ側に機動隊が配備され、移民らが3夜連続でセウタへの到達を試みた。

モロッコとアフリカと国境を接するスペインの飛び地セウタとの国境での緊張は3夜連続で続いた。

当局によると、ソーシャルメディアネットワークでの呼びかけを聞き、モロッコからスペインに入国しようとする人々を解散させるために機動隊が出動した。

モロッコ警察は、主にモロッコ人である若者グループに対して放水銃を使用し、若者たちは警察に石を投げて報復した。

ソーシャルメディアでは、日曜日にセウタに向かい、国境を越えてスペインを通ってヨーロッパに入るよう呼びかけた。モロッコの諜報機関DGSNはフェイスブックへの投稿で、大規模移住の試みを扇動した疑いで60人が逮捕されたと発表した。

月曜日、泳いでセウタに行こうとした若者9人が、セウタのタラハルビーチに到着する前に国境に駐屯するモロッコ軍に捕らえられ、拘束された。

一方、フェンスのスペイン側では、グアルディア市民とスペイン国家警察の両方が警戒を続けているが、ここ数時間は何の措置も講じられていない。

長年にわたる移行の目標

モロッコ国境の町フニデクには、国境フェンス突破を求めるソーシャルメディアの呼びかけに応じた人々の集団を解散させるため、多数の治安要員が派遣された。

地中海に接する北アフリカの2つの小さなスペイン領セウタとメリリャは、ヨーロッパでより良い生活を求める移民や難民によって長い間標的にされてきた。

活動家らによると、国境に向かった人々の多くは未成年を含むあらゆる年齢層のモロッコ人で、サハラ以南のアフリカやアルジェリアなどからこの地域に住み、欧州に渡る機会を待っていた移民たちだった。

スペイン内務省は月曜日、ここ数日間のスペイン内務省とモロッコの安全保障努力により、状況は「制御下にある」と発表した。

モロッコ内務省によると、モロッコ治安部隊は1月から9月初旬までに全国で4万5000人以上の移住の試みを阻止した。

同省は声明で、8月だけでセウタ周辺地域で1万1000人以上、メリリャ周辺地域でさらに3000人以上の移住の試みが阻止されたと述べた。

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