インドのモディ首相、内戦で荒廃したウクライナへ向かう途中、ポーランド指導者らと安全保障・通商協議を開催

によるユーロニュースAP

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両国はサイバーセキュリティーと防衛分野を対象とした二国間戦略協力協定に署名する予定だ。

インドのナレンドラ・モディ首相は木曜日、トップレベルの会談のためキエフに向かう前に、ポーランドのドナルド・トゥスク首相の出迎えを受けた。

モディ首相とトゥスク首相は安全保障、インドの戦略的パートナーであるロシアによる対ウクライナ戦争、二国間関係の活性化などについて協議するため会談した。両氏は声明を発表する予定で、その後インド指導者はポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領と会談する予定だ。

モディ首相は訪問に先立ち、ポーランドはインドの中央ヨーロッパにおける主要な経済パートナーであると述べた。

両首脳はサイバーセキュリティーと防衛分野を対象とした二国間戦略協力協定に署名するとみられる。

NATOと欧州連合の東側に位置するポーランドは、東国境を越えた2年にわたる戦争を懸念している。ウクライナに政治的、人道的、防衛支援を提供している。

キエフ氏は先月モスクワを訪問したモディ氏を非難し、その際にウラジーミル・プーチン大統領と会い、ハグをした。モディ首相はウクライナ戦争の平和的解決を強調しながら、ロシアを非難することは避けた。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンシキー大統領は、今回の会談について「大きな失望であり、和平努力への壊滅的な打撃」と述べた。また、モディ首相が会談中にプーチン大統領を抱きしめたことを叱責した。

モディ首相のポーランド訪問は、ニューデリーとワルシャワの公式二国間関係70周年を記念するものでもある。

インド大使館が引用した数字によると、二国間貿易総額は2013年から2023年にかけて19億5000万ドル(17億5000万ユーロ)から57億2000万ドルに増加し、インドの輸出が大半を占めた。

当時のインド大統領プラティバ・パティルは2009年にポーランドを訪問し、トゥスク氏は首相就任1期目の2010年にインドを訪問した。

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