ドイツ極右議員の補佐官が中国スパイ容疑で逮捕

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郭建氏は2019年から欧州選挙でAfDの最有力候補として活動している。

ドイツ警察は月曜日、極右議員の側近を中国へのスパイ容疑で逮捕した。

ドイツではジアン・Gと名づけられたこの男は、極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)の有力候補であり、欧州議会議員であるマクシミリアン・クラ氏の公認補佐官として公的にリストされている。

連邦検察庁は、同氏が「中国特務機関の職員」であるほか、「欧州議会での交渉や決定に関する情報を諜報機関の依頼人に繰り返し伝えた」疑いで起訴されていると発表した。

建国氏はまた、ドイツの中国反政府派の人物をスパイした疑いでも持たれている。

クラ氏は、郭氏が彼のスタッフの一員であり、疑惑が真実であることが判明した場合、直ちに雇用を終了することを認めた。

ドイツのナンシー・フレーザー内務大臣は、この疑惑が事実であれば「欧州の民主主義に対する内部からの攻撃」に相当すると述べた。フェイザー氏はまた、クラフ氏のことを指しているようで、自分を雇った人は誰でもそうする責任を負うと付け加えた。

中国外務省は、逮捕は「偽情報」によるものだと主張し、逮捕に反発している。

外務省報道官は「中国のスパイに関する欧州での最近の報道はいずれも、中国を中傷し抑圧する目的で誇大宣伝されている」と述べた。

Die Zeitによると、Guo氏はドイツ国籍を持つ43歳の中国人で、ドイツでビジネスマンとして働いていたときにKrah氏と出会ったという。彼はもともと、2019年にKrahが欧州議会に議員になったときに、ブリュッセルのKrahのチームにアシスタントとして連れてこられた。

今回の逮捕は、中国スパイ容疑で起訴されたドイツ人らの逮捕でここ数週間で4件目となる。

ヘッセン州とノルトライン・ヴェストファーレン州で月曜日、中国に代わって軍事技術の情報を入手した疑いで男性と夫婦が逮捕された。

そして先週、おそらくロシア政府を代表して、ドイツでのウクライナ支援の妨害を計画したとして男2人が逮捕された。

郭氏は火曜日にカールスルーエの裁判官に出廷し、当局は逮捕状を発行して拘留するかどうかを決定する。

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