NATO、アフガニスタンからの完全撤退期限について協議へ

によるユーロニュース

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NATOの国防相は水曜と木曜に会合を開き、さまざまな問題について話し合う予定だが、アフガニスタン駐留軍が議題の最優先となるだろう。

同盟関係者によると、NATO国防相らは本日、同盟軍をアフガニスタンから完全撤退させる5月1日の期限について話し合う予定だという。

この期限は昨年、トランプ政権とタリバン指導部との間の和平協定で定められた。

しかし同盟のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は記者団に対し、「適切な時期が来るまでは」完全撤退はないと語った。

ストルテンベルグ氏は「われわれの共通の目標は明らかだ。アフガニスタンは二度とテロリストがわれわれの祖国を攻撃するための拠点として機能してはならない」と述べた。

「したがって、我々の駐留は条件に基づいている。同盟国は必要以上にアフガニスタンに滞在することを望んでいないが、我々は適切な時期が来る前に撤退するつもりはない。

「そのため、大臣らは引き続き現場の状況を評価し、動向を注意深く監視することになる。」

この議題は、水曜と木曜のバーチャルサミットですでに埋まっていた議題の大半を占めることになりそうだ。そこで閣僚らは、イラクにおけるNATOの任務、2030年イニシアチブ、加盟国間のより公平な負担分担に向けた進捗状況の継続的な見直しについても取り上げる予定だ。

しかし、5月1日の期限は撤回される可能性が高く、バイデン新政権のアフガニスタンに対する計画はいまだ不透明だ。

ダグラス・ジョーンズ駐NATO米国大使代理はユーロニュースに対し、「あらゆる選択肢が検討されているが、現時点では何も決定していない」と語った。

「我々は現在進められている外交プロセスに全力で取り組んでおり、すべての同盟国もそうだと思う。我々は進行中の外交プロセスがアフガニスタンにおける永続的かつ永続的な解決策に到達する最良の機会であると認識しており、すべての同盟国はそれを支持している」 」

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