によるユーロニュースとAP
公開日
この記事をシェアする
水曜日、火災で荒廃したボスニアのキャンプからの移住が住民らの抗議で中止され、1,000人近くの移民が避難所のない夜を過ごしている。
水曜日、火災で荒廃したボスニアのキャンプからの移住が住民らの抗議で中止され、1,000人近くの移民が避難所のない夜を過ごしている。
クロアチアとの国境に近いボスニア北西部のリパ移民キャンプは12月23日、避難中に全焼した。この施設は新型コロナウイルス感染症に対処するための夏の一時的な措置として設置されたもので、水道も電気も通っておらず、欧州評議会の人権委員は以前、この状況を「著しく基準を下回っている」と評していた。
キャンプの元住民1,400人のうち約900人は火曜日、国中部にある旧陸軍兵舎に移されることになっていたが、その代わりにバスで24時間過ごし、その後下車して荒廃したキャンプに戻るよう指示された。
国際移住機関(IOM)のピーター・ファン・デル・アウウェアルト氏は、900人の移民にとって「一晩の避難所がほぼない」状況で「絶望的」な状況だと述べた。
キャンプが閉鎖される前には、子供を含むさらに1,500人の移民が近くの占拠地や森林に住んでいた。
ボスニアは、冬が近づくにつれて人道的災害が起こると警告し、キャンプの元住民に避難所を提供するよう欧州連合とNGOから圧力を受けている。
今週初め、IOMのほか、デンマーク難民評議会やセーブ・ザ・チルドレンなどの現地団体は、大雪と氷点下の気温のため、数百人の移民の命が「差し迫った危険にさらされている」と警告していた。
「現場での聴力がないため、凍傷、低体温症、その他の深刻な健康上の問題が現場で立ち往生している人々からすでに報告されている」と共同声明で述べた。
「代替解決策を直ちに見つけなければならない」と彼らは付け加えた。 「最大限の緊急性を持って行動しなければ、命が危険にさらされることになります。」
1990年代に壊滅的な戦争を経験したこの困難なバルカン半島の国は、パンデミック以前は、裕福なEU諸国に向かう前にボスニアからクロアチアに渡って西ヨーロッパに到達しようとする数千人の人々の流入に対応するのに苦労していた。