「コロナウイルスは私たちを克服しない」:女王がイースター初の演説

によるユーロニュース

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エリザベス女王は最初のイースター演説で「コロナウイルスが私たちを克服しないことは分かっている」と述べた。

エリザベス女王は土曜日に初めてのイースター演説を行い、新型コロナウイルスのパンデミック中は家に留まるよう英国人に訴えた。

君主は英国民に向けた音声メッセージで「今年のイースターは多くの人にとってこれまでとは大きく異なるものになるだろうが、距離を置くことで他の人々の安全を守ることができる」と述べた。

「しかし、イースターは中止されません。確かに、私たちはこれまでと同じようにイースターを必要としています」と彼女は付け加え、闇を超えて光を祝うキリスト教の祝日のメッセージについて語った。

「コロナウイルスが私たちを克服しないことはわかっています」と93歳の君主は語った。

英国では新型コロナウイルス感染症により毎日数百人が死亡している中、女王が最近行った演説はこの1週間で2回目となった。

英国政府は土曜日、ウイルスによる24時間以内の死者がさらに917人増え、流行開始以来の死者総数は9,875人になったと発表した。

同国では新型コロナウイルス感染症の感染者が約8万人確認されており、その中には週の大半を病院の集中治療室で過ごした英国のボリス・ジョンソン首相も含まれる。

先週の異例の放送で、女王は英国国民が直面している課題と、多くの人に悲しみと経済的困難をもたらしている「混乱の時」を認識した。

「今後数年間、誰もがこの挑戦にどのように対応したかを誇りに思えるようになることを願っています。そして私たちの後に続く人々は、この世代の英国人は誰よりも強かったと言うでしょう」と女王は先週日曜日に語った。

「自己規律、静かで上機嫌な決意、そして仲間意識という特質が今でもこの国の特徴となっているのです。」

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