フランス、新型コロナウイルス感染症患者を東から西へ輸送する特別列車を運行

によるユーロニュースAFP

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各車両には患者 4 名と医療従事者 6 名からなるチームが乗車します。

フランスは東部地域が感染者の急増に苦しむ中、新型コロナウイルス感染症患者を同国西部に輸送するための特別列車の運行を開始する。

列車はストラスブールからロワール地方まで運行され、合計20人の患者をアンジェ、ナント、ル・マン、ラ・ロッシュ・シュル・ヨンの病院に搬送する。

この車両はフランスの鉄道サービスSNCFが運営しており、各キャビンに4人の患者が乗車できるスペースがあり、それぞれに6人の介護職員チームが配置されている。医師と看護師はフランス西部の病院から来ています。

フランスは水曜日、新型コロナウイルス感染者数が合計25,233人確認されたと発表し、死者数は1,331人に達し、1日の新たな死者数は231人となった。感染者のほとんどは国の東部から来ており、病院は対応に苦戦している。

フランス当局は、必要に応じてさらに多くの列車を編成する可能性があると述べた。

一方、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、フランスは新型コロナウイルスのパンデミック封じ込めに向け、新たな軍事作戦と病院への「大規模な」投資計画を開始すると述べた。

マクロン大統領は、「オペレーション・レジリエンス」と名付けられたこの軍事作戦は、フランス本土と海外領土での兵站、公衆衛生支援、保護の任務に焦点を当てると述べた。

同氏はフランス東部ミュルーズで講演し、フランスの病院と介護部門に再資金を供給する「大規模な計画」を発表した。フランスの医師や看護師らは1年以上にわたり、この医療分野がコロナウイルスのパンデミックのずっと前から苦境に陥っていたと警告し、緊急資金提供を呼び掛けてきた。

マクロン大統領は、コロナウイルス危機で最も大きな打撃を受けた市の病院の救援を目的としてミュルーズに建設されたフランス初の野戦病院を訪れていた。

マクロン大統領は新型コロナウイルス感染症のパンデミックとの「戦争」を戦うために「団結」を呼びかけた。

マクロン大統領は「われわれの目標はただ一つ、団結してウイルスに立ち向かうことだ」と述べ、「なぜなら戦争に行くときは全力を尽くし、団結して結集しなければならないからだ」と語った。

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