ディズニー、サウジアラビア映画で『ドクター・ストレンジ』から「LGBTQへの言及」をカットすることに「意欲がない」

によるユーロニュースAFP

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ウォルト・ディズニー・カンパニーは、レズビアンのキャラクターが登場する12秒間の映像をカットするというサウジからの要請を拒否したとされている。

ディズニーは、マーベルシリーズの最新作から「LGBTQへの言及」を削除するというサウジアラビア当局の要請を拒否したと考えられている。

超保守的な王国の映画館で『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』を上映するには、「わずか12秒」のシーンを削除する必要があると、同国の映画分類責任者のナワフ・アル・サバーン氏がAFPに語った。

問題のシーンでは、レズビアンのスーパーヒロイン、アメリカ・チャベスが自分の「二人の母親」について言及している。 「それは単なるLGBTQへの言及だ」とアル・サバーン氏は語った。 「中東では、そのようなことを伝えるのは非常に困難です。」

これまでのところ、ディズニーは削除要請に「応じるつもりはない」と回答していると同氏は付け加えた。 「この映画を禁止する理由はない」と彼は言った。 「それは単なる編集です...これまでのところ、彼らは拒否しています。しかし、私たちは扉を閉めたわけではありません。私たちは努力し続けます。」

サウジアラビアでは同性愛は死刑犯罪であり、近年いくつかの改革が行われたにもかかわらず、イスラム法の独特で厳格な解釈を強制し続けている。

当局が映画館の禁止を解除したのは2017年になってからで、教育映画向けの単一のIMAX映画館を超えた最初の劇場が2018年春にオープンした。

サウジアラビアでマーベル映画が検閲されたのはこれが初めてではない。 2021年の映画「エターナルズ」は、同性愛者のカップルが登場するため、最終的にサウジや他の湾岸諸国では上映されなかった。

IMAXは昨日、新作『ドクター・ストレンジ』がエジプトでは上映されないことも発表した。理由は明らかにされていないが、エジプトにはLGBTの人々に対する人権侵害の長い歴史があり、同様に検閲が横行している。

ウォルト・ディズニー・カンパニーは最新の紛争についてまだコメントしていない。

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