「コーヒーブレイクを取るたびに命が犠牲になる」:ウクライナの作家が世界の指導者を批判

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著者は、祖国への支援を遅らせた世界の指導者たちの怠惰を批判し、スタンディングオベーションを受けた。

ウクライナの作家オクサナ・ザボウイコ氏は火曜日、ヨーロッパ人に対し、ウラジーミル・プーチン大統領のロシアによるウクライナ侵攻への対応をめぐって迷うのをやめるよう呼び掛け、コーヒーブレイクのたびに「命がかかっている」と伝えた。

「放棄された秘密博物館」の著者は、ロシアの猛攻撃に対するウクライナへの支持を強化するためにストラスブールの欧州議会で講演していた。

「西側諸国とNATOの意思決定者による一瞬一瞬の躊躇…どのように介入するかを議論している間にコーヒーブレイクをとるたびに…命が犠牲になり、それはおそらく民間人の命を奪うことになる」と作家で哲学者の同氏は語った。

彼女の演説は議員らのスタンディングオベーションで迎えられた。

厳しい制裁にもかかわらずそして他の分野でも広範な非難が広がっているEUとNATOによるウクライナへのさらなる支援については、若干の未定がある。

3月8日、ポーランドはロシア製戦闘機を米国に寄贈し、後に紛争国に贈与することを提案したが、この申し出は米国によって拒否された。

飛行禁止案もやんわりと排除されており、指導者らはこの案を完全に拒否するか、せいぜい非コミット的な態度をとっている。

欧州議会前でウクライナ国旗が掲揚されたとき、代弁者として招待されたオクサナ・ザボウイコ国際女性デー、ロシア大統領を「新たなヒトラー」に例えた。

「ウクライナのセックスのフィールドワーク」の著者は、2014年のクリミア併合後にさらなる制裁が実施されなかったことに遺憾の意を表明した。

ザボウコ氏は「自由と人類の団結はガスや石油よりも価値があると未だに信じているすべての国の国際戦線が阻止するまでは止まらない」と述べ、議員らから拍手喝采を浴びた。

その後、彼らの一部は欧州議会議事堂前で数十人のデモ参加者に加わり、「われわれはウクライナとともに立つ」の横断幕の後ろに集まり、「プーチン暗殺者」「ウクライナはヨーロッパだ」と叫んだ。

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