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慎重な取引で欧州株が下落、投資家は利益逃しに罰を与える
米国の中間議会選挙を前に警戒感が広がる中、投資家がパンドラ、ウィリアムヒル、モリソンズなどの期待を外れた企業を厳しく罰し続けたため、火曜日の欧州株は下落した。
汎欧州圏のSTOXX600指数は08時25分まで横ばい付近で推移している一方、ユーロ圏の主要株価指数<.STOXX50E>は0.1%下落し、市場ではほとんど確信が持てなかった。
この日も結果が優勢で、いくつかの悪い結果が株価に影響を与えた。
デンマークの宝飾品メーカーが戦略を見直し、新たなコスト削減プログラムを開始すると発表し、2018年の売上高見通しを2四半期連続で下方修正したことを受け、パンドラの株価は8.3%下落した。
株価は3カ月ぶりの安値に設定された。
英国の賭博会社ウィリアムヒルは、規制や税制の変更が今年と来年のオンライン利益に打撃を与えると警告したことを受け、6.3%下落した。
スーパーマーケットグループのモリソンズは四半期売上高の伸びが予想をわずかに下回ったことを受け、3.8%下落し、1日としては3月以来最大の下落となった。
より有望な結果が、一部の人々を勇気づけた。
人材派遣会社アデコは決算が市場予想を満たしたことを受けて4.6%上昇し、STOXX600指数のトップとなったが、アナリストらは株価がユーロ圏経済の減速の多くを織り込んでいると述べた。
郵便・物流会社ドイツポストは利益の落ち込みがアナリストの予想よりも緩やかだったことから3.6%上昇し、ロイター調査のコンセンサスを上回った。
利益の減少は郵便・小包部門の再編費用によるもの。
タバコ会社インペリアル・ブランズは、ゴロワーズ・アンド・ウィンストン紙巻きタバコメーカーが予想を上回る利益を報告したことを受け、2.1%上昇し、FTSE100指数のトップとなった。