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トルコ大統領は自国の財政の健全性を擁護し、国民は外国為替価格に注目するのではなく「全体像」を見るべきだと主張した。
エルドアン大統領は、最近トルコに金融制裁を課した米国との「経済戦争」と呼ぶものにトルコが勝つと主張している。
トルコリラの価値は年初から3分の2下落した。
エルドアン大統領は群衆に向けて、「枕の下にドル、ユーロ、金があるなら、銀行に行ってトルコリラに両替してください。これは国民的な戦いだ」と語った。
トルコ通貨急落の主な理由は、ホワイトハウスとの関係悪化だ。
金曜日、トランプ大統領はトルコ金属輸入品に対する関税を2倍に引き上げた。これは主に、米国政府が自由を求めている米国福音派牧師に対するトルコによるテロ裁判の結果である。
しかし、トルコ経済はここ数カ月間過熱しており、企業や家計への融資が容易だったことでインフレ率は現在16%に達していると考えられている。
6月のエルドアン大統領の選挙勝利以来、外国投資家の間でエルドアン大統領の金融政策のコントロールやトルコの新大統領共和国の誕生に対する懸念から、この数字は減少し続けている。
同国の対外債務はGDPの53%に達するという危機的な状況にも関わらず、エルドアン大統領は人々は単なる為替相場ではなく「全体像」を見る必要があると主張している。