北朝鮮がロシアを支援、ポーランドと韓国の大統領が会談

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アンジェイ・ドゥダ氏の韓国訪問は、北朝鮮がロシアに派兵する中、防衛協力に焦点を当てた。

北朝鮮がロシアの対ウクライナ戦争を支援するために軍隊を派兵したとされることを受けて、韓国は「手をこまねいているわけにはいかない」と、防衛協力の拡大について話し合うためにポーランド大統領と会談した後、韓国指導者が約束した。

韓国の尹錫悦大統領とポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領との会談は、米国と韓国の当局者が約3,000人の北朝鮮軍がロシアに派遣され、複数の場所で訓練を行っていると考えていると述べた翌日に行われた。

尹氏の事務所によると、尹氏とドゥダ氏は首脳会談で、ポーランドへの韓国軍装備品の追加納入を「積極的に支援」することで合意した。これには、政府が年内に締結したい韓国製K-2戦車の新たな協定も含まれるという。

ポーランドはロシアのウクライナ侵攻を受けて軍事力を強化する目的で、過去2年間に戦車、榴弾砲、ミサイル発射装置を取得する一連の武器協定を韓国と結んでいる。

「世界の安全保障を脅かす挑発」

一方、韓国の諜報機関は議員に対し、北朝鮮は年末までに合計1万人の軍隊をロシアに派兵することを目指している可能性が高いと語った。

モスクワと北朝鮮はともに北朝鮮軍の駐留を否定している。

尹氏は首脳会談後、「国連憲章と国連安全保障理事会決議に直接違反する北朝鮮のロシアへの派兵は、世界の安全保障を脅かす挑発であるという点で一致した」と述べた。

尹氏は、韓国は同盟国やパートナーと協力して対抗措置を準備し、北朝鮮とモスクワの軍事協力の程度に応じて段階的に展開する可能性があると述べた。

尹氏の事務所は今週初め、韓国がウクライナへの防衛・攻撃両方の兵器システムの供給を含む外交、経済、軍事の様々な選択肢を検討していると発表した。

武器輸出国として成長を続ける韓国は、ウクライナに人道支援やその他の非致死的支援を提供し、ロシアに対する経済制裁を支持してきた。しかし、韓国は、紛争が活発に行われている国には武器を供給しないという長年の政策を理由に、ウクライナに直接武器を提供していない。

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