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73歳の人気はあるものの二極化している指導者は、インドの首相としてはジャワハルラール・ネルー氏に次いで3期5年間政権を維持した2人目となる。
ナレンドラ・モディ氏は日曜、同党が予想外の結果で議会過半数を獲得できなかったことを受け、連立パートナーに頼って異例の3期連続インド首相に就任した。
モディ首相と閣僚は、ニューデリーのインド大統領官邸ラーシュトラパティ・バワンで、ドルーパディ・ムルム大統領の指揮のもと就任宣誓を行った。
73歳の人気はあるものの二極化している指導者は、インドの首相としてはジャワハルラール・ネルー氏に次いで3期5年間政権を維持した2人目となる。
2014年と2019年に地滑り的勝利を収めた同氏のヒンズー教至上主義者インド人民党は、最新の国政選挙で独立政権を担う過半数を獲得できなかった。しかし、モディ首相の国民民主同盟連合は、同氏が政権を握る政府を樹立するのに十分な議席を獲得した。
モディ政権下のインド人民党が10年間議会で多数派を掌握してきた後、政権樹立に地域同盟国の支援を必要としたのは今回が初めてだ。
水曜日に発表された最終選挙結果によると、モディ首相率いるインド人民党は過半数に必要な272議席を大きく下回る240議席を獲得した。 NDA連立の各政党は合わせて、定数543の下院において293議席を確保した。
モディ首相の連立政権は現在、政権の座を維持するために主に2つの主要な地域同盟、南部アーンドラ・プラデシュ州のテルグ・デサム党と東部ビハール州のジャナタ・ダル(統一)に依存している。
一方、モディ氏の政治的挑戦者であるインド連合は、復活した国民会議派率いるインド連合が予想を上回る健闘を見せ、前回選挙から勢力を倍増し、232議席を獲得した。
ヒンズー教国家主義者を公言する首相は、インドの人口14億人の80%を占めるインドの多数派ヒンズー教徒の擁護者とみなされている。同氏の支持者らは、同氏が政権を握って以来、急速な経済成長とインドの世界的地位の向上に貢献したと評価している。
しかし批評家らは、同氏がインドの少数派、特にイスラム教徒に対するヒンズー教国家主義者の攻撃や、反対意見の表明や自由なメディアの余地の縮小などにより、同氏がインドの民主主義と世俗国家としての地位を損なったとも指摘している。彼の政敵たちは、高い失業率と力強い成長にもかかわらず不平等の拡大を指摘し、政府の経済実績に疑問を呈している。