スロバキア、欧州との関係を変える可能性のある選挙に備える

によるユーロニュースAP

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最近のポピュリズム政権の選挙により、この国は欧州の主流から引き離された。

スロバキアは今週土曜日、同国の大統領選挙の第2回投票に向けて投票を再開し、EUとロシアのどちらにより傾くかを決めることになる。

このコンテストでは、第1回投票で予想外に42.5%でトップとなった親欧州派の外交官イワン・コルチョク氏と、現国会議長で社会民主党のピーター・ペレグリーニ氏が争う。

コルチョク氏は米国とドイツのスロバキア大使も務めており、同国のEUとNATOへの加盟を断固として支持している。同氏は、メディアの国家統制を目指す取り組みなどの国内政策や、新政権の親ロシア的な姿勢に伴う国際的孤立に不満を抱く政府有権者の支持を得て勝利したいと考えている。

一方、ペジェグリーニ氏はスロバキアのロベルト・フィコ首相の親しい同盟者である。同氏は左派フラス(声)党を率いており、同党は昨年9月の議会選挙で3位に終わり、その後フィコ氏率いる左派スメル(方向)党や超国家主義者のスロバキア国民党との連立政権に加わった。

ペジェグリーニ氏はコルチョク氏がスロバキアの利益よりもEUの利益を優先していると批判し、同国のEUおよびNATOへの加盟が疑問視されていないと不満を述べている。

ペッレグリーニ氏が勝利すれば、彼とその同盟者に戦略的ポストの管理を与え、フィコ氏の権力を確固たるものにするだろう。コルチョク氏が勝てば、国家元首と行政府は困難な共存を強いられることになる。

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