英国のチャールズ国王、がん診断以来初めて公の場に姿を現し、復活祭礼拝に出席

によるユーロニュースAP

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キャサリン妃はがん治療を続けているため、ウェールズ王子夫妻は出席しなかった。

英国国王チャールズ3世は日曜日、ウィンザー城で行われたイースター礼拝に女王や他の王室メンバーとともに参加した。

国王は1時間の礼拝のためセントジョージ礼拝堂に入る際、元気よく手を振った。

75歳の国王にとって今回の公の場への出演は、2月初旬に不特定の種類のがんと診断されて以来、最も重要なことであり、公務から退いた後、国民を安心させるための取り組みとみられている。

チャールズ氏は政府書類の検討や首相との会談など、国務を果たし続けている。しかし、イースター礼拝のような伝統的な王室行事への出席は、彼が公の場への管理された復帰を始めている兆候とみられている。

英国メディアは先週、チャールズ皇太子がイースター後に徐々に公の場への出演を増やすと報じた。

キャサリン妃も自身もがんを患っているという衝撃の発表は、2月の大規模な腹部手術後、数週間にわたりキャサリン妃の健康状態や行方について憶測が飛び交った後、3月22日に行われた。

王女と夫のウィリアム王子と子供たちは礼拝に出席しなかった。

チャールズ皇太子の公務からの強制欠席は、これまでのどの相続人よりも長い74年近くも国王になるまで待った後、君主制に名を刻みたいと熱望していた彼にとって挫折となった。

母であるエリザベス二世女王の跡を継いだとき、チャールズは、地球の隅々から国民が集まる現代国家においても、千年来の君主制が依然として有効であることを実証するという困難な課題に直面した。

王位に就いて2年も経たない今も、国王は若者や少数派コミュニティの人々に、王室が彼らを代表できると説得しようと努めており、国民に対して自分自身を定義し続けている。

立憲君主の義務は主に儀式的なものだが、王族としての仕事は疲労を伴う場合がある。

完全な王室の礼服を着た行列が時折行われるほか、政治指導者との会談、落成式、英国国民の業績を称えるイベントなどが行われます。

これにより、チャールズ皇太子が即位して最初の年に161日間の王室公務が行われたことになる。

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