クリミア:黒海の嵐の後、約50万人が停電で取り残される

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嵐はロシア南部とクリミア半島を襲い、高速道路に激しい突風と巨大な波をもたらした。

クリミアでは黒海地域の嵐により道路が冠水し、木がなぎ倒され、送電線が切断され、1人が死亡し、約50万人が停電した。

嵐はロシア南部も襲い、ソチのビーチリゾートに波が押し寄せ、アナパの5階建てビルの屋根が吹き飛ばされ、クバンの家や学校に被害が及んだ。

日曜日にルーマニアとモルドバで気象前線の一部となり、大雪と強い吹雪の中、1人が死亡し、何百か所で停電が発生した。

クリミアのいくつかの地域は、風速が時速144キロに達し、過去16年間で最も強い記録となったことを受けて非常事態を宣言した。

ロシアが2014年にウクライナから不法に併合したクリミア政府は月曜日、国民に自宅に留まるよう指示した。強風が一日中続いたため、学校や病院などの政府機関は閉鎖された。

クリミアのある地域の首長であるナタリア・ピサレワ氏は、ポンプ場が停電したため、クリミア西部のチェルノモスケ地域の住民全員が給水とセントラルヒーティングを失ったと語った。クリミア西部サーキのガスパイプラインに問題があったとの報告もあった。

セヴァストポリの水族館では、部屋が浸水し、約800匹の珍しい魚や動物が死亡した。

ロシアでは、最大時速約86キロメートルの風と最大8メートルの高さの波などの「極めて不利な気象条件」のため、カスピ海パイプライン・コンソーシアムは月曜日、ノヴォロシースク港での原油積み込みを停止した。

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