フランス、学校での刺殺事件やモスクでのナイフ逮捕を受けて7000人の軍隊を動員し厳戒態勢を敷く

によるユーロニュースAFP

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土曜日の動員発表は、マクロン大統領が金曜日の夜に緊急安全保障閣僚会議を開催した後に発表された。

金曜日、北東部の町アラスでイスラム過激化の経歴を持つ元生徒に教師が刺殺されたことを受け、フランスは7,000人の兵士を動員し、警戒態勢を「緊急攻撃」レベルに引き上げている。

エマニュエル・マクロン大統領は金曜夜に安全保障内閣の緊急会議を招集した後、この決定を下した。

マクロン大統領は、同校職員2人が重傷を負った刺傷事件を「イスラム主義テロ」と表現した。

エリゼ宮は土曜朝、同首相が「センチネル部隊に最大7,000人の兵士を派遣し、今から月曜夕方、そして追って通知があるまで配備する」よう命じたとエリゼ宮が発表した。

アラスで何が起こったのか?

フランス当局はアラス襲撃事件を受け、対テロ捜査を開始した。

地元警察は、金曜日朝、人口約4万1,000人の町にある高校でナイフを持った男が教師を殺害し、2人が負傷したと発表した。襲撃者はその場で逮捕された。

事件は町の中心部にあるガンベッタ高校で起き、警察によると、犯人はアラビア語で「アッラー・アクバル」(神は偉大なり)と叫んだという。

同容疑者はチェチェン出身の学校の元生徒で、フランス国内安全保障総局DGSIによる「積極的な監視」の対象となった18歳のモハメド・モグウチコフ容疑者と名指しされている。

モゴウチコフ氏は先週まで呼び止められ捜索を受けていたが、拘束する理由がなかったため釈放されたと当局者は述べた。

この襲撃で高校生は負傷しなかったが、警備員と教師が数か所の刺し傷を負って重傷を負った。

マクロン大統領が現場訪問、その後安全保障閣僚会議を開催

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は金曜午後に同校を訪れ、国民に「団結」を維持し、「イスラム主義テロの野蛮さ」に直面して「団結」するよう呼び掛けた。

マクロン大統領は金曜朝の致命的な襲撃事件が起きた学校近くの建物の中庭で演説し、「テロに屈しない、何事にも私たちを分断させないという選択がなされた」と語った。

金曜日の夜遅く、マクロン大統領はパリで安全保障内閣の緊急会議を開催した。

二度目の治安事件が確認されたことを受けて行われたこの会合には、政府高官、警察、軍、情報当局者らが出席した。

「過激派」として知られる24歳の男が、パリ郊外のリメイにあるモスクから出ようとしたところ、ナイフを所持したとして逮捕され、警察に拘留された。

ベルサイユ検察庁は男の逮捕を認めた。

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