によるユーロニュースとAFP
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9トンを超える麻薬の積荷の多くの荷物にはかぎ十字と「ヒトラー」という文字が貼られていた
スペインの警察と税関は金曜日、同国史上最大規模とみられる約9.5トンのコカインをエクアドルから押収したと発表した。
この押収は水曜日にアルヘシラス港(スペイン南部)で行われ、「スペインでこれまでに隠蔽されたコカインの輸送としては最大のもの」となる、9,436キロが冷蔵コンテナ内のバナナの箱に隠されていたと当局が発表した。
伝えられるところによると、輸送を担当する組織は月に40個のコンテナをヨーロッパに送ることができ、スペイン北西部のビーゴ港も利用して「エクアドルからスペインにコンテナを輸送するための広大な商業ネットワークを持っていた」という。
この作戦は「欧州の主要な犯罪ネットワークを対象としたコカインの流通に関与する世界で最も重要な犯罪組織の一つに対する前例のない打撃」となるとプレスリリースは述べたが、組織の名前は明らかにしなかった。逮捕者は報告されていない。
積荷からは30以上の欧州犯罪組織のロゴが検出された。パッケージの多くにはかぎ十字と「ヒトラー」という言葉が焼印されており、今年5月にベルギーに向かう途中ペルーで押収されたコカインの積荷に似ていた。
当時、当局は、その貨物がヨーロッパのネオナチグループと何らかの関連があるかどうかを調査していると述べたが、ラベルが単に特定の受取人を示すためのコードとして使用されている可能性もある、と述べた。