ギリシャ北部で山火事が発生、森林で18人の遺体が見つかる

によるユーロニュース

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消防団は火曜日、山火事が数日間続いているギリシャ北東部の地域で、トルコ国境を越えて入ってきた移民とみられる18人の焼死体を発見した。

アレクサンドロポリス市近くでこの発見があったのは、数百人の消防士が強風の中、全国各地で数十件の山火事と闘っている最中だった。月曜日、ギリシャ北部と中部で別々の火災が発生し、2人が死亡、消防士2人が負傷した。

暑くて乾燥した夏のため、南ヨーロッパ諸国は特に山火事が発生しやすいです。スペインのカナリア諸島テネリフェ島でも1週間にわたり大規模な火災が続いているが、負傷者や家屋への被害は報告されていない。

欧州連合当局者らは、欧州での山火事の頻度と激しさの増加は気候変動のせいだとし、2022年は記録上山火事の被害が2017年に次いで2番目に最悪の年だったと指摘した。

ギリシャでは、アバンタス地域の小屋の近くで発見された18人の遺体を身元確認するため、警察が同国の災害被害者身元確認チームを活動させたと消防署のイオアニス・アルトピオス報道官が述べた。

アルトピオス氏は、「行方不明者や周辺地域からの行方不明住民の報告がないことを考えると、これらの人たちが不法入国した可能性があり捜査中である」と述べた。

これは、ギリシャ北東部の都市に迫る大規模な火災のため、アレクサンドロポリス総合病院の患者が月曜夜遅くに避難したことを受けてのことだ。

消防団は事前に避難の準備を発表していた。

患者は警察の協力を得て、保健省が提供した救急車でアレクサンドロポリス港に停泊しているフェリーに移送された。

住民に対しては2回に分けて警告テキストメッセージが発行され、濃煙について警告するとともに、すべてのドアと窓を閉めて屋内に留まるよう命じた。

消火活動のために214人の消防士と50台の消防車が出動した。

エヴィア島、キトノス島、そしてアテネ北部のボイオティア地域では、強風と最高気温41度の危険な状況の中、地獄が制御不能になり続けている。

「9つの前線が活動しており、7月と同様の状況だ」と消防署の広報担当者は述べた。

欧州連合は、キプロスを拠点とする2機の消防機とルーマニアの消防チームを、域内の国民保護機構を通じて派遣すると発表した。

気象学者によると、火災の危険性を高める非常に高温で乾燥した状態が金曜日まで続くという。

熱波のさなか、エーゲ海南東部にある人気の観光島であるロードス島の南部で、7月18日に発生し強風にあおられた火災が10日間でほぼ1万7770ヘクタールを焼失した。

観光客を中心に約2万人が避難を余儀なくされた。

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