フランスのマクロン大統領、ウクライナに対する「具体的な」NATO安全保障を主張

によるユーロニュースAFP

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フランスのエマニュエル・マクロン大統領は水曜日、ロシアの侵略と戦うウクライナに「具体的で信頼できる」安全保障を提供するよう西側諸国に呼び掛けた。

マクロン大統領はブラチスラバで、ウクライナが「今日ヨーロッパを守っている」と強調し、キエフがNATOから安全保障を得ることが西側の利益になると述べた。

「それが私が賛成する理由であり、これは今後数週間の集団協議の主題となるだろう…具体的で信頼できる安全保障をウクライナに提供することだ。」

同氏は、ウクライナが同盟への参加を待っている間、さまざまなNATO加盟国が当面これらの保証を提供する可能性があると述べた。

マクロン氏はさらに、「我々はイスラエルに提供される安全と本格的な加盟国の間に何かを構築する必要がある」と付け加えた。

フランス国家元首はスロバキアを訪問中で、国際情勢シンクタンクのグロブセックが主催するイベントで演説した。

このイベントは地域の安全保障問題に焦点を当てており、7月11~12日にリトアニアの首都ビリニュスで開催されるNATO首脳会議に先立って行われる。

マクロン大統領はかつて西側諸国の防衛同盟を「脳死状態」と呼んだことを思い出しながら、昨年のロシアの侵攻は「NATOを揺るがして覚醒させた」と述べた。

マクロン大統領は、ロシア軍に対する「効果的な反撃を実行するために今日、ウクライナを支援する必要がある」と述べた。

「これが我々が現在行っていることだ。我々は努力を強化しなければならない。なぜなら、今後数カ月で起こることは、恒久的な平和にとってもチャンスとなるからだ。」

マクロン氏はまた、EU諸国に対し、欧州の武器を購入し、徹底した攻撃能力を獲得するよう呼び掛けた。

「将来、自分自身を守る能力を持てるかどうかは、私たち欧州人次第だ」と同氏は語った。

「NATO内の欧州の柱である防衛の欧州は不可欠だ。長期的にはそれが信頼される唯一の方法だ」と同氏は語った。

マクロン氏は次に木曜日にモルドバを訪問し、欧州連合外を含む欧州諸国の指導者らと会談する予定だ。

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