によるユーロニュース
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国連の人道問題責任者ラメシュ・ラジャシンガム氏によると、これらの資金により、人道援助機関は国内で最も弱い立場にある約1800万人の人々を治療できるようになるはずだという。
国連はスーダンの人道支援と難民のために30億ユーロ以上が必要と見積もっているが、スーダンでは4月中旬以来の激しい戦闘で人道危機がさらに悪化している。
国連は、人道支援だけでも、修正試算によると24億ユーロが必要だとしており、12月の16億ユーロから増加している。
国連の人道問題責任者ラメシュ・ラジャシンガム氏によると、これらの資金により、人道援助機関は国内で最も弱い立場にある約1800万人の人々を治療できるようになるはずだという。
国連は戦闘から逃れてきた難民に対して4億3,430万ユーロを求めており、今年は最大110万人がスーダンを離れると予想していると付け加えた。
「現在、スーダン人口の半分以上にあたる2,500万人が人道支援と保護を必要としている」とラジャシンガム氏は記者団に語った。
4月15日に始まったアブドルファタハ・アル・ブルハネ将軍の軍隊とモハメド・ハムダン・ダグロ将軍の民兵組織迅速支援部隊(RSF)との間の戦闘は、スーダン国内で推定1,000人が死亡、100万人が避難民・難民となっている。
戦前からすでに国民の3人に1人が人道支援に依存していた同国の人道状況は、戦闘によって悪化している。
2週間前、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のフィリッポ・グランディ長官は、スーダンでの致命的な戦闘から「80万人以上」が避難する可能性があると推定した。
UNHCR職員ラウフ・マズー氏は記者団に対し、「1か月前に始まったこの危機により、これまでに約22万人の難民が近隣諸国へ大量流出している」と語った。
同時に、スーダンでは70万人以上が国内避難民となっている。 「数え切れないほどの人々が今もスーダンに閉じ込められており、無差別戦闘の罪のない犠牲者だ」と同氏は付け加えた。