によるユーロニュースとAP
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欧州連合の議員らは火曜日、コソボ国民が2024年からビザなしでヨーロッパを自由に旅行できることにゴーサインを出した。
欧州連合の議員らは火曜日、コソボ国民に対し、来年からビザなしで自由にヨーロッパを旅行することにゴーサインを出した。
この動きは、コソボ国民が、ほとんどのEU加盟国にアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイスを加えた27カ国のシェンゲン協定加盟国へのパスポート不要エリアを、半年ごとに最長90日間旅行できることを意味する。
シェンゲン協定加盟国の国民もビザなしでコソボを訪問できるようになる。
旧セルビア領土は、西バルカン地域でEUとこうした渡航協定を結んでいない最後の国だった。
オランダの社会党議員タイス・ロイテン欧州議会を通じてこのプロセスを監督した同氏は、この動きにより「ようやくコソボ国民が簡単に旅行したり、親戚を訪問したり、EU内でビジネスをしたりできるようになった」と述べた。
フランスのストラスブールで集会が開かれた際、同氏は声明で「しかし、それ以上のものだ」と付け加えた。 「このマイルストーンは、EUとコソボ間の将来の、そしてますます緊密な協力のための重要な基盤でもあります。」
コソボはEUへの加盟を望んでおり、徐々に法律をEUの基準に合わせようとしている。
ビザ免除はEUの新しい電子旅行システムが導入され次第、いずれにしても2024年に発効する予定だ。