中国の抗議を受けてマッカーシー米下院院内総務と台湾大統領が会談

によるユーロニュースAP通信、AFP通信

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中国は台湾をならず者省とみなして主権を主張している。一方、米国はこの問題に関して長らく「戦略的曖昧さ」を維持しており、中国による台湾への侵略を思いとどまらせ、同時に台湾の指導者らの独立宣言を思いとどまらせようとしている。

ケビン・マッカーシー下院議長は水曜日、アメリカ本土での歴史的な会談に向けて台湾の蔡英文総統に挨拶し、ライバルの中国との緊張が高まる中、台湾の自治領島に対する米国議員の支持が高まっていることを強調した。

南カリフォルニアのロナルド・レーガン大統領図書館に到着した蔡氏をマッカーシー氏が出迎えた。

ロサンゼルス郊外での会談は、蔡英文総統が台湾の数少ない公式同盟国であるグアテマラとベリーズを訪問するため中南米を訪問した後、厳密には中継地として行われた。

中国は、米国と台湾の当局者間のいかなる交流も、同島を自国の領土として主張することへの挑戦であるとみなしている。中国政府は過去の会談に対し武力の誇示や米国との対話の撤退などで反応してきた。

中国は2022年8月のナンシー・ペロシ下院議長(当時)の台湾訪問に応じ、同島上空にミサイルを発射するなど、ここ数十年で最大規模の実弾射撃訓練を行った。

アントニー・ブリンケン米国務長官は水曜日、ブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)外相会議後、ユーロニュースのインタビューに応じ、中国が台湾に対して実際に行動を起こした場合の結果について概説した。

米国は1979年に台湾との公式関係を断絶する一方、北京政府と正式に国交を樹立した。

米国は、中国が台湾に対する領有権を主張する「一つの中国」政策を認めているが、同島に対する中国の領有権を支持しておらず、台湾の軍事・防衛支援の主要な提供者であり続けている。

水曜日の交流は、米国が台湾と正式な外交関係を断絶して以来、米国領土内で下院議長と台湾総統が知られている限り初めて会談した。

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