ボリス・ジョンソン、英国首相辞任後の演説に100万ポンドを用意

によるユーロニュースAFP

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水曜日に公開された文書によると、スキャンダルに悩まされた元英国指導者には演説1回当たり21万5000ポンドから27万7000ポンドの報酬が支払われていたという。

水曜日に公開された文書によると、ボリス・ジョンソン首相は数カ月前に辞任して以来、有料講演で100万ポンド(116万ユーロ)以上の収益を上げている。

党内での性的違法行為やロックダウンでの飲酒パーティーに関連した一連のスキャンダルのさなか、9月に辞任を余儀なくされた元英国首相は、国会議員の経済的利益をリストアップした公式名簿にその数字を掲載した。

現在も下院議員であるジョンソン氏はここ数カ月、ポルトガルとインドでCNNが主催したサミットで、ニューヨークの銀行家や米国の保険会社らを前に講演を行った。

議会のウェブサイトに掲載された文書によると、元首相には演説ごとに21万5000ポンドから27万7000ポンドの報酬が支払われていた。

2021年、保守党の元党首は、漫画のキャラクター、ペッパピッグを賞賛し、自分自身をモーゼに喩え、車の騒音を発する「恥ずかしい」スピーチをしたとして、上級ビジネスリーダーや同僚の保守党議員らから批判された。

アレクサンダー・ボリス・デ・フェフェル・ジョンソンは演説中に席を失い、壇上で印刷されたページをシャッフルしながら「許してください」を20秒間繰り返した。

同氏は政府内でのいくつかのスキャンダルのさなか、夏に辞任を迫られた後、9月にダウニング街を去った。

58歳の同氏は、英国指導者としての任期が1カ月余りだった後任のリズ・トラス氏の辞任後、権力の座に戻ろうとした。

しかし、英国の経済危機のさなか、保守党の同僚らはジョンソン氏の元財務大臣リシ・スナック氏を好んだ。

ジョンソン首相は、2年後の復帰の可能性に目を向けながら、再び国を率いるという道を完全に閉ざしたわけではない。

同氏は自身が議会選挙で「2024年の保守派の勝利を確実にするのに十分な立場にある」と考えており、依然として党支持層からの人気が高いと主張している。

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