によるユーロニュースとAP通信、AFP通信
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ストックホルムで最近行われた抗議活動中に、クルド人活動家によってトルコ大統領の写真が展示された。
トルコはレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の「侮辱的」画像に抗議するため駐アンカラのスウェーデン大使を召喚した。
エルドアン大統領の顔を映したクルド人の「プロパガンダ」がストックホルムのトルコ大使館の建物に投影されたとされる。
この抗議活動は、トルコと欧州連合がテロ組織とみなしているクルディスタン労働者党(PKK)の支持者らによって行われたと伝えられている。
国営アナドル庁によると、トルコ外務省は画像を非難し、調査を求めた。
月曜日にはスウェーデン大使のスタファン・ハートストローム氏も同省に召喚されたと同庁は付け加えた。
この事件は、スウェーデンとフィンランドがトルコのNATO加盟への承認を求めていることから、二国間関係において微妙な時期に起きた。
北欧の2カ国今年、長年の軍事非同盟政策を放棄した2月にロシアがウクライナに侵攻した後。
しかし、NATO加盟国のトルコはまだ加盟を承認しておらず、加盟には既存の同盟加盟国の全会一致の承認が必要となる。
トルコ政府はスウェーデンに対し、トルコが安全保障上の脅威とみなしているグループに対して「具体的な措置」を取るよう繰り返し求めている。
エルドアン政権は両国に対し、非合法化されたPKKの支持者や、2016年にトルコで未遂に終わったクーデターを画策した疑いのある者らを取り締まるよう圧力をかけている。
今月初め、スウェーデンのウルフ・クリスターソン首相はトルコを訪問し、トルコに対する「テロ」の脅威に対抗するために努力すると約束した。
大使の召喚もトルコ、シリアのクルド人武装勢力に対して地上攻撃を開始すると脅迫。
トルコ国境の町カルカミスで月曜日、ストライキとみられる事件で少なくとも2人が死亡した。