によるユーロニュースとAP通信、AFP通信
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約400人の移民を乗せたボートは火曜日に無事に港まで曳航された。
ギリシャ当局はクレタ島沖で数百人の移民容疑者に対する大規模な救助活動を開始した。
ギリシャ沿岸警備隊によると、混雑したボートの乗客らが月曜日遅くに遭難通報を行った。
同船は483人を乗せてリビアを出港した後、舵を失い荒海を漂流したと伝えられている。
シリア、エジプト、パキスタン、スーダンからの移民らは水曜日、仮住まいのためクレタ島南部のフェリーに全員移送された。
ギリシャ海軍フリゲート艦1隻、イタリア漁船2隻、タンカー1隻、貨物船2隻が初期救出活動に参加した。沿岸警備隊によると、強風と荒れた海のため、遭難した船から乗客を移送することができなかったという。
しかし当局は後に、ボートはパレオホーラ港まで無事に曳航され、停泊したと発表した。負傷者や行方不明者の報告は現時点ではなかった。
ギリシャのヤニス・プラキオタキス海運大臣は、今回の救助活動は地中海では近年最大規模だと述べた。
金曜、エジプト人7人が船を航行させ、欧州に移民を密輸した疑いで逮捕された。
ユーロポールが関与した予備調査によると、乗客らは犯罪組織にイタリアへの移送料として1人当たり3000ユーロから4000ユーロを支払っていた。
毎年、中東、アジア、アフリカの紛争や貧困から逃れる何万人もの人々が欧州連合への入国を試みています。
ギリシャ沿岸警備隊とEU国境局フロンテックスによるパトロールの強化により、移民密航業者は現在、クレタ島以南のより長く危険なルートを辿っている。
国際移住機関(IOM)によると、2022年には欧州に向かう途中の地中海で1800人以上が行方不明になっている。
今月初め、ギリシャのサモス島とエヴィア島近くで移民船2隻が沈没し、少なくとも23人が死亡した。
ギリシャ沿岸警備隊は、2022年の最初の8か月間で約1,500人を救助したと発表したが、昨年は600人未満だった。
ギリシャのノティス・ミタラチ移住相は欧州委員会に対し、火曜日に救出された移民の「公平な」移住を支援するよう求めた。
同氏は書簡で「(ギリシャが)それぞれの能力に不釣り合いに増大し続ける負担を負うことは期待できない」と述べた。
「欧州は、即時かつ具体的な連帯を提供できる立場にあることを証明しなければならない」と御手洗氏は付け加えた。