によるユーロニュースとAFP
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45歳のストレムーソフ氏は、2月下旬のロシアの全面侵攻を最も声高に主張した人物の1人として、反逆罪でウクライナの指名手配されている。
ロシアメディアと同地域知事によると、モスクワがウクライナのヘルソン占領地域の高官に任命したキリル・ストレムソフ氏が水曜日に死亡した。
知事室は、ヘルソン市で副知事を務めていたストレムソフ氏が「自動車事故」で死亡したと発表した。
ストレムウソフ氏は、2月下旬のロシアによるウクライナへの全面侵攻を最も声高に支持した人物の1人だった。同氏は侵攻から2カ月後に就任して以来、ウクライナ当局から反逆罪で指名手配されている。
クレムリンが設置したクリミア指導者セルゲイ・アクシオノフ氏はテレグラムで、「キリル・ストレムソフ氏が亡くなった。これは大きな悲劇であり、取り返しのつかない損失だ」と述べた。
ヘルソンは、ウクライナからの独立を問う偽の住民投票が行われた後、9月30日にモスクワに不法に併合されたドネツク、ルハンシク、ザポリージャと合わせた4つの地域のうちの1つである。
米国に本拠を置く戦争研究研究所によると、ストレモウソフ氏の死は、ヘルソン市のロシア支援当局が同市からの「避難」の新たな段階を開始する可能性が高いと言われている中で起こった。キエフは彼らを「強制送還」と呼んでいる。
ストレムウソフ氏はここ数日ソーシャルメディアで積極的に活動し、地域住民に対しモスクワ支配地域への退去を訴えている。同氏は以前、ヘルソン市からの中央組織による避難は11月7日が最終日になると述べた。
一方、ロシア軍は市内周辺での塹壕を続けており、この地域での攻撃が進むにつれてウクライナ軍も徐々に近づいている。
ヘルソンは、2月の侵攻以来、モスクワが占領した唯一のウクライナの地方首都である。