イタリア:シチリア島沖で立ち往生した救助船から自暴自棄になった移民らが身を投げる

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シチリア島カターニアで月曜日、イタリア政府から下船を許可されず、移民3人が救助船から飛び降りた。

月曜日、シチリア島沖で人道支援船に取り残された絶望的な移民たちが海に身を投げた。

NGO「国境なき医師団」に救助された移民3人はゲオ・バレンツから飛び降りたが、すぐに回収された。

AFP記者によると、その直後、ボートの甲板にいた他の十数人の移民が「助けて」と叫んだという。

イタリアの極右首相ジョルジア・メローニ氏は10月の当選時に、小型船の寄港を取り締まると誓った。

イタリア内務省によると、1月1日以降、8万8000人以上が海路でイタリアに到着した。

数隻の船がシチリア島に入港するのを何日も待っており、入港を阻止しているイタリアの幹部とのにらみ合いに陥っている。

市民や活動家らがカターニア港に集まり、「彼らを解放せよ」と叫んでいる。

ジオ・バレンツ号は日曜日の夕方にカターニアに入港し、イタリア当局は子供を含む357人の下船を許可したが、残り215人の入国を拒否したのは国際法に違反しているとMSFは主張した。

アムネスティ・イタリアはこの点を強調したツイッター: 「海洋法は明らかです。救助は、救助された人々全員が安全な場所への下船を許可された場合にのみ終了します。

「イタリア当局が海から救出された人々のカターニアでの下船を許可することが急務だ。」

MSFは月曜、移民のうち1人が激しい腹痛を訴えて後に救急車で避難したと発表し、他の移民もますます危険にさらされていると強調した。

港からそれほど遠くないところに、ドイツ船籍の船「ヒューマニティ 1」があり、日曜日には 144 人が下船し、大人 35 人が乗船していた。

金曜日に発令されたイタリア政府の法令では、同船は「緊急時」に乗客を特定できる期間のみイタリアに停泊できるとされている。

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