モンテネグロ政府、セルビア正教会との関係で崩壊

によるユーロニュースAFP

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政権崩壊が議会選挙の解散につながるのか、あるいは両党が新たな連立政権を樹立しようとするのかはまだ明らかではない。

モンテネグロ政府は土曜日早朝、強力なセルビア正教会との関係をめぐる亀裂を受けて不信任投票で倒れた。

ドリタン・アバゾビッチ首相がモンテネグロにおける教会の立場を規定する協定に署名してからわずか数週間後、国会議員らは50対1で同首相の政権打倒を可決した。

この問題は、2006年にはるかに大きな隣国セルビアから分離した人口62万人の小さなバルカン諸国の多くの人にとって敏感な問題である。セルビア正教会(SOC)はモンテネグロで最大の支持を得ているが、教会の支配的な役割をめぐって国は二分されている。そしてセルビアとのつながり。

批評家らは、他の宗教団体とは別にSOCと特別な協定を結ぶ必要はなかったと主張している。モンテネグロの親西側団体も、この協定は、ウクライナ戦争のさなか、セルビアとロシアがモンテネグロでの影響力を高めるための手段であると述べている。

アバゾビッチ氏は、モンテネグロにおける教会の財産やその他の権利をめぐる長年にわたる教会紛争を棚上げし、他の重要な問題に焦点を当てる方法としてこの合意を擁護した。

政権崩壊が議会選挙の解散につながるのか、それとも両党が新たな連立政権の樹立を目指すのかは現時点では明らかではない。

モンテネグロでは政治的対立が欧州連合への統合に向けた進展を妨げている。モンテネグロは2017年、過去数十年にわたり強い経済関係を築いてきたロシアに対し、NATO加盟を求めて反抗した。

2006年にセルビアから独立したこのアドリア海の小国では宗教問題は非常にデリケートな問題であり、過去2つの政権が崩壊した主な理由の1つとなっている。

62万人の住民のうち3分の1は自らをセルビア人であると認識しており、一部の民族主義者はモンテネグロ人が独立したアイデンティティであることを否定している。

SOCは、正教世界に認められていない少数派のモンテネグロ正教会とともに有力な宗教団体であるが、反対派はそれがベオグラードの利益に貢献していると非難している。

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