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教会指導者らは、ロシアが「汝殺してはならない」という神の戒めを破ったと述べ、モスクワ総主教キリルの戦争支持を声高に非難した。
ロシア正教会と提携していたウクライナの正教会の指導者らは、教会の完全な独立を宣言し、ロシアのウクライナ侵略を支持したモスクワ教会指導者を批判する措置を講じた。
モスクワ関連機関であるウクライナ正教会の評議会は金曜日、「この戦争は『汝殺してはならない』という神の戒めに違反するものとして非難する」と述べた。 ...そしてウクライナ戦争に関するモスクワおよび全ロシア総主教キリルの立場に同意しないことを表明する。」
クリメント大司教はAP通信に対し、金曜日に採択された憲章は、1991年にウクライナ正教会が獲得したが、国内のすべての教会が実施したわけではない、主権的かつ独立した管理の権利を実現するものであると語った。
この決定が主に象徴的なものであるのか、それとも真の独立や独頭化をもたらす可能性があるのかについては疑問が残る。
ウクライナ最大の宗教宗派である正教会は、モスクワ総主教庁に忠実だった教会と、別の教会体の下にある教会に分かれている。
モスクワとつながりのある団体はこれまで、ウクライナでのウラジーミル・プーチン大統領の攻勢を声高に支持してきたロシア総主教キリルに正式に忠誠を誓っている。
1990年代に免税タバコで暴利を働いた疑いで「タバコ大都市」と呼ばれたキリル総主教は、その姿勢を巡り宗教指導者らからの圧力が高まっている。
彼は戦争推進の立場を維持し、侵略を「ゲイパレード」のせいにし、ウクライナ人がドンバスでロシア民間人を「絶滅」させているという証明されていない主張をしている。
ここ数週間で、数百人のウクライナ正教会の司祭らがキリルに対し、戦争を巡る宗教法廷に臨むよう求める公開書簡に署名した。
キリル氏は、ウクライナ正教会の決定を理解しており、「悪意の精神」によってウクライナとロシアの正教会信者が分断されることはないと述べた。