によるユーロニュースとAP
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アレクサンダル・ブチッチ大統領は、エア・セルビア便に対する一連のデマ爆破予告の背後にウクライナやその他の外国諜報機関が関与していると非難した。
ウクライナは、エア・セルビアのロシア便に対する一連のデマ爆破予告の背後に同国の秘密機関が関与しているとするセルビアの主張を拒否した。
2月24日のロシアのウクライナ侵攻以来、匿名の爆破予告があったため、モスクワとサンクトペテルブルク行きのいくつかの便が遅れたり、ベオグラードへの引き返しを余儀なくされたりしている。
セルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領は、証拠は示さずに、ウクライナの外国諜報機関と匿名のEU諸国に責任があると主張した。
他のセルビア当局者は、爆弾テロの脅迫メールはウクライナかポーランドからセルビアに送信されたと主張している。
しかし、ウクライナ外務省報道官オレグ・ニコレンコ氏は、この告発を「根拠がない」「虚偽」であると一蹴した。
ニコレンコ氏は声明で「ロシア行きのセルビア航空会社に対する爆破予告にウクライナが関与した疑いに関する(ブチッチ氏の)発言は虚偽である」と述べた。
セルビアはウクライナでのロシアによる流血の大虐殺を非難する国連決議には賛成票を投じているが、これまでのところ中立国であることを理由にモスクワの同盟国に対する国際制裁への参加を拒否している。
セルビアの国営航空会社とトルコの航空会社だけがEUの対ロシア航空制裁に参加していない。
ブチッチ氏は、エア・セルビアのロシア便は利益が出ていないものの、「原則として」運航を継続すると述べた。
ウクライナ外務省報道官は、セルビアが27カ国ブロックの制裁をまだ支持していないことに失望を表明した。
ニコレンコ氏は声明で「厳しい制裁と民主主義世界の団結がこの戦争を止めることができる」と述べた。
「私たちはベオグラードに対し、真実を擁護し、ウクライナを支援し、統一された民主的ヨーロッパの基礎となった価値観を擁護することに全面的に参加するよう求める。」